こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

夏の夜の夢

4月19日 13:00~ 新宿シアターサンモール
Diana(ディアナ)チーム

ライサンダー:山本 芳樹
ディミートリアス:奥田 努
ハーミア:松本 慎也
ヘレナ: 関戸 博一
パック:小野 健太郎
オーベロン:石飛 幸治
ティターニア:林 勇輔
蛾の精:加藤 陽平(客演)
豆の花:三上 俊
からしの種:吉田 隆太
蜘蛛の糸:冨士 亮太
シーシアス:牧島 進一
ヒポリタ:岩崎 大
フィロストレイト:緒方 和也
ジーアス:前田 倫良
スナウト:船戸 慎士
スナッグ:大沼 亮吉
スターヴリング:政宗
フルート:青木 隆敏
ボトム:山崎 康一
クウィンス:藤原 啓児

初演と違わず、スタジオライフの男性だけという特性と、シェイクスピア喜劇の面白さが見事にマッチした楽しい舞台だった(初演時の感想はこちら
初演時に比べて、役者にも慣れと余裕が出来て、スピード感は減ったものの、歌唱力が伸びたりしていて、それはそれとして、充分な娯楽作品に仕上がっていると思う。何より、役者たちが楽しそうなのがいいし、それがイヤミなく伝わってきて、小劇場演劇の良さを感じる。
パックの小野健太郎くんが今回初となるが、スラリと背も高く、可愛らしく、少年っぽさがあって、演技的にはまだまだこの難役をこなすには実力不足は否めなかったが、見栄えのするパックで、今後に期待。
林さんのティターニアだけ、歌唱力、演技力とも群を抜いて完成度が高く、色々な人がこの役を演じるのを見てきたけれども、最も私のイメージに近く、毎回とても楽しませてもらっている。このティターニアを見るだけでも、この公演には結構価値があるんじゃないかと思ったりする。