にわかに仕事が忙し目になってきた。でもまあ、ピークは7月に入ってから、なので、今のうちにゆっくりできるところはしておこうという感じ。
そんな中、宮部みゆきの最新刊を買いに、発売日の火曜日、早速残業終わって本屋に駆けつけた。社長から頂いた図書カードがあるので、躊躇もなく上下巻を手にとって、レジに直行。それで、火曜日の晩から、ゆっくり大事に読み始めている。
正直に、私は宮部みゆきは長編よりも短編が好きだ。長編作家のイメージがあるのに、短編があんなに上手くて面白いところが本当にスゴイ。往々にして長編作家の短編はイマイチなことがあるので、その点でも宮部みゆきの才能は素晴らしいと思う。
けれども、新刊を待って待って買う身には、とにかく長く作品を楽しみたいので、どうしても長編を期待してしまう。今回の
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新人物往来社
- 発売日: 2005/06/21
- メディア: 単行本
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ドラマ「anego」の最終回。なんとか放送開始時間ちょうどに家にたどり着いて見る。実は、原作本の終わりの部分を本屋で立ち読みしてしまって、ドラマはどうするのだろう、と興味深々だったので、見逃すわけにはいかなかったのだ。ドラマ事態、とにかく見ている人が共感して、元気になれる、というようなスタンスだったので、出来れば最終回までそれを貫いて欲しいという思いがあった。結果は、さわやかにまとまって、これはこれ、ドラマの「anego」として良かったんじゃないかと思った。
因みに原作のラストの、私の印象は、「ある意味ホラー」。とにかく、ちょっと怖かった。どちらが印象に残るかと言えば、やっぱり原作の最後だろう。テレビを見る、のと本を読むのは同じ娯楽でも、私にとってはスタンスが違う。だから、ドラマの「anego」は、あの最後で、私にとっては、「正解」。