こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

暑気あたりか、夏風邪か。

金曜日、楽しく夜遊びして、家に帰ると、ムンとした熱気。それでも、今のおうちの最大の魅力は南向きと東向きの二面採光と風通し。基本的に暑さの方が強いので、あっついな、と思いつつ、まだまだいける、と思って、窓を全開にして、取りあえず仮眠。すると3時間後くらいに、ひどい喉の痛みで目が覚める。昨日、お酒を飲んだせいかな、なんて思いつつ、喉が痛いなら、クーラーによる乾燥は良くないし、まあ、真夏ほど暑くないし、と思いながら、とりあえず、はちみつなどをとかした飲み物を飲みながら、でもなんとなくダルくて、うつらうつらしながら、テレビを見たり、本を読んだりして、取りあえず過ごす。
そして、日曜日。咳、鼻水、頭痛のオンパレード。特に頭痛がひどくて、頭を上げられない。これはまずいと思い、とりあえず、クーラーをつけることを決心。すると、引っ越してきてはじめてつけるエアコンだけに、使い勝手がわからないし、何よりリモコンの電池が少ないらしく、なかなか反応してくれない。それでもなんとか、クーラーをつけて、寝てはみるものの、頭痛が治らなく、頭全体が熱い感じ。さすがにちょっと焦って、夕方夜ご飯の前に、常用の葛根湯を飲んでみたら、数時間で頭痛がひく。さすが、薬に態勢がない私の身体。そして、こんなに効くのなら、さっさと飲んでしまえばよかったと後悔。
とりあえず、グタグタながら、出勤。でも青山一丁目から会社までの距離がひどく長く感じる。どうしてだろう。基本的には夏には強いし、あんまり汗もかかない方なのに。と考えてみると、やっぱり去年の猛暑をすっとばして、エジンバラでガタガタ震える夏を過ごしたせいで、この湿度が久しぶり過ぎて、身体が慣れていないのではないか、と思い当たる。そうすると、湿度の低い国から来ている人たちは大変だろうな、なんて思ってしまった。
しかし、夏風邪か暑気あたりなら、食欲が減退してくれてもいいようなものだ。風邪の特権なんて、自然なダイエットくらいしかないのに、食欲だけはきっちりある。これが悲しいところ。でも丈夫な原因かもしれない。

ところで、宮部みゆきの新刊「孤宿の人」は、とにかく良かった。最後のシーンでは、かなり胸せまるものがあり、今までの宮部みゆきの良さもありながら、またちょっと違うような、そんな印象。お涙頂戴的な趣向は感じるが、それでも良いと感じさせる何かがある作品だった。