こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

きっかけ

ボーッとWEBサイトを見ていると、ふとした文字が飛び込んできた。

笑う大天使(ミカエル) (1) (花とゆめCOMICS)

笑う大天使(ミカエル) (1) (花とゆめCOMICS)

まさか川原泉のあの、漫画のことだろうか、いやそんなはずは、でも「笑う大天使(ミカエル)」なんてタイトル、川原泉以外に発想できるわけがない、なんて一気に考えて、タイトルをクリックしてみると、まさしくあの「笑う大天使(ミカエル)」の映画化の話題だった。

http://www.albatros-film.com/movie/michael.html
http://www.huistenbosch.co.jp/event/staff/michael/cast.html

しかも、上の記事によると、私の大好きなハウステンボスで撮影。これは何が何でも見に行かなくてはならない。でも、どんな映画になるのか、想像がつかない。同じ少女マンガでも「NANA」の映画化は結構納得だった。どちらかというと、映画よりも長いスパンでできるドラマの方が良かったかな、と思った。他にもこれドラマにしたら面白いかなと思う少女マンガは色々ある。でも川原泉の作品だけは、小説でも映画でもドラマでもなく、マンガ、で完璧なんだと今でも思っている。ましてや川原泉は、どちらかというと、少女マンガのなかでも表立ってメジャーじゃなくて、マンガ好きにとってメジャーな作家というイメージ。それがどこをどう間違って、映画化という運びになったのか、そこらへんは謎なのだが、やはり川原泉ファンとしては、見逃せない。
川原泉作品は、本当に良作揃いでどれもこれも大好きで選べないのだけど、「笑う大天使(ミカエル)」の中で選ぶなら、私は和音さんのご両親のエピソード「空色の革命」が好き。「笑う大天使(ミカエル)」は実はこの話を含む3巻が最もファンに愛されてるんじゃないかと思う(でも敢て「空色の革命」という人は少ないだろうなあ…。「オペラ座の怪人」が一番人気かな?分かりやすいお涙頂戴ものだし。次が「夢だっていいじゃない」で兄弟愛ものという気が…)が、主役が史緒さんである以上、映画は史緒さんの転校から、誘拐事件の解決まで、ということだろう。そうなると、楽しみは、ダミアン。絶対絶対、彼の存在を忘れないで欲しいけれど、果たして登場できるのか、その辺も楽しみ。

ふと気づくと、去年あたりから見に行った映画は邦画のみである。で、今年も見たいなと思っているのは邦画ばかり。これはいい傾向なのだろうか。