こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

チャングムの誓い

12/9(日)11:30~ 日生劇場
ソ・ジャングム 菊川 怜
ハン尚宮(サングン) 波乃 久里子
チェ尚宮(サングン) 多岐川裕美
チョン最高尚宮(チェゴサングン) 前田 美波里
ミン・ジョンホ 山口 馬木也
チェ・グミョン 貴城 けい
カン・ドック 佐藤 輝
カン・ドックの妻 角替 和枝
ユン・ヨンノ 石橋 奈美
イ・ヨンセン 有坂 来瞳
ヨンシン女官長 駒塚 由衣

韓国語に親しくないので、それぞれの位の韓国語を理解するまでに時間がかかったことや、料理の名前など、映像で見せたらすぐに理解できるものがそうでなかったのを考えても、日本で見せるなら、どちらかというとやはり映像向き、であることは否めなかった。

演出には目新しいものはなく、セットは少し安っぽく、いわゆる中高年層が娯楽として見る商業演劇、のイメージ。脇役のサポートは感じるのだけれど、演出のせいで、全体にまったりした印象。客席も9割以上中高年層の女性、ということで、この演出で正解だったのだと思うのだけれど、正直3時間半は長かったし、残念ながら、菊川怜の演技がとてもステロタイプで、チャングムに説得力を感じることが出来なかったのも、退屈した原因の一つだと思う。

唯一、ふんわり柔らかで色とりどりの衣装がキレイで可愛らしく堪能できたのが救い。