こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

9/20(土)14:00~ サンシャイン劇場

妻:池畑慎之介
夫:川麻世
神父:宮川浩
絵描き:田口守
看護婦:杜けあき
刑事:上條恒彦

失踪した妻の帰宅を待ち続けている夫の元に、妻と名乗る見知らぬ女性がやってきて、夫は精神を病んでいて自分のことを知らないのだと訴える。夫は妻が別人だと証明しようと、妻は夫が精神病で自分こそが本物の妻だと証明しようと物語が進む、サスペンス。
古典的な騙しあいの物語で、宮部みゆきの「R.P.G」も、もしかしたらこの作品が念頭にあったのかな、なんて思ったのだけど、思わずドキッとしてしまうスリリングなシーンや、あっと驚く結末に多いに楽しめた作品だった。

残念だったのは、初日ということで、膨大なセリフに役者陣が振り回されてしまっている印象だったこと。回を重ねるごとに解決する問題だとは思うものの、初日から完璧なものを見せるために稽古があるのだし、そのあたりはもうちょっとプロとして頑張ってほしかったなとは思った。