こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

英国小噺 ★その6 極東の小国

もう1コ、ワールドカップネタ。
インド系イギリス人の友人が、みんなでワールドカップの決勝戦を見るから、実家に遊びにおいでと誘ってくれたので、赴く。
因みに私の目当てはワールドカップなどではない。
この友人のお母様が作ってくださるインド家庭料理。
(いやホント、今まで食べたどんなインド料理より美味だった!)
そんなわけで、一喜一憂しながら画面を食い入るように見つめる面々を横に、
一人ガツガツ食糧をむさぼっていたら、友人に、肩を叩かれる。

ねえ、あの人、誰?

テレビを指し示す。
そこに写っていたのは、小柄で白髪の日本人男性。
そう、日本人なら誰もが知っているあの方。

天皇陛下

だけど、ここ英国では、無名。
なんで知らない男性がこんなに長く画面に映ってるんだろう、という
純粋な疑問に満ちた眼差し。
しょうがない。
しょうがないけど、私はエリザベスの顔をちゃんと知ってるのに…。