こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

華やかな衣装は大事という話@宝塚月組「TAKARAZUKA花詩集100‼!」

明日から月組トップスター龍真咲(まさお)さんの東京でのサヨナラ公演がはじまりますね。
とりあえず、千秋楽のライブ中継だけは申し込んでおきました。
(これもありがたいシステムですねえ。
 その昔、劇場外に置かれた箱型のテレビでサヨナラショーを遠目に眺めていた記憶が蘇ります←おばちゃんの昔話)

そんな中、去年の作品について今頃語る私
「宝塚をどり」「明日への指針―センチュリー号の航海日誌」「TAKARAZUKA花詩集100‼!」という三本立てです。

月組 宝塚大劇場公演DVD 「宝塚をどり」「明日への指針―センチュリー号の航海日誌―」「TAKARAZUKA 花詩集100!!」
宝塚歌劇団,月組,龍真咲,愛希れいか,飛鳥裕
宝塚クリエイティブアーツ


宝塚100周年を記念した作品だったはずです。
がしかし、すみません、日本物ショーと芝居は覚えておりません

でも「TAKARAZUKA花詩集100‼!」は、
実は何も調べずにたまたま見に行った日が、当時の雪組トップコンビが特別出演する日で、知らなかっただけに嬉しさ倍増
しかも、アントワーヌ・クルックさんの衣装デザインの素晴らしいこと。
ああ、美しい衣装と華やかなセットがあれば、それで十分ショーはパワーアップするんだ、と痛感しました。
特に、当時の雪組トップ娘役愛加あゆちゃんが、ああいう西洋ものの衣装を着こなすには素晴らしいスタイルを持っていただけに堪能
月組トップ娘役、可愛い可愛い愛希れいかちゃんとの「まなまな」コンビに至福のときを過ごしました
100人のラインダンスも、一体どうなるの、本当に舞台に100人の乗れるの、というドキドキ感とワクワク感。
出来上がったときの妙な感動。楽しかったです。
ということで、後日「大浦みずき展」を見に行った際に隣で展示されていたお衣装もおもわずパチリ。


やっぱり、ステキですねえ。
このレベルの衣装を常に生み出せるとそれだけでショーは底上げできる気がするのですが、それが難しいんでしょうか。

特に今サヨナラ公演で「NOBUNAGA」の方の演出をされている大野先生は、色彩センスが素晴らしいので、ぜひともショーにも挑戦していただきたいなあとか思ってしまいます。

あとは、「NOBUNAGA」のとき、まさお独特のセリフ回し、と書いたのですが、このショーでも、伝統的な宝塚の「黒き薔薇」という歌をまさお独特の調子で歌ったのですが、これが、素晴らしくいい!
昔のクドくて、そこが楽しかった宝塚を思い出しました

ところで、後日、スカイステージで、各組トップスターが特別出演した回の放映を見たのですが、トークがとにかく面白かったのが雪組壮一帆さん。
一緒の振り付けのシーンがまさおの罰ゲームのようだった星組、柚希礼音さんのダンスの凄さも改めて堪能。
(いやいや、いいんです。まさおの魅力はダンスじゃないんですから)
そして、妹の愛加あゆちゃんと全然体格は違うのに、やっぱり衣装がすっごく似合って美しかった夢咲ねねちゃん(現・赤根那奈さん)にテンションあがりまくりました

と、ここまで、衣装には各トップ娘役さんに目を奪われていたのですが、宙組トップスター凰稀かなめさまのご登場の回は、美しい衣装に身を包まれた美しい凰稀かなめさまに、ただただうっとり
美しさ×美しさは無限大です、ほんと。

まさおの退団をもって、このショーに出演されていた各組男役トップスターは全てもう卒業したのだなあ、と思うと感慨深いです。
まさお、宝塚での最後の一花、見事に咲かせてください!

そして、ちょっと気が早いけれど、再び女優として舞台に戻ってくることも期待しています。
なぜなら、まさおが私にとっての「かなりの美人顔」だから。
風と共に去りぬ」のスカーレットのビジュアルは、私にとって完璧すぎて、素晴らしかったので、この先も楽しみに待っています