こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

気負わない、聞き流す大切さ@心が浄化される瞑想の言葉

もう10年以上前になりますが、父親がガンで死にました。
59歳、見つかったときは手遅れで、全身にガンがとんでいる、とのことでした。
その時でしょうか。
ガンの原因の大きな1つはストレスだと聞いたような気がします。

残念ながら、私はストレス耐性が低い。
これで社会人がやっていけるのか、と不安になることがあります。
今、また働きながら、自分の実力が伴ってないことを指摘されたり、実感したりすると、やっぱり凹みます。

でも、前にヨグマタ相川圭子さんの本を読んで、
「頑張らなきゃ」の変わりに、
落ち込むことがあると、「まあいいか」と言ってみようと思い、実行してみました。
この「まあいいか」が割と私には効いたのです。

ということで、大好きな草刈民代さんのお話もあるとのことで、読んでみました。

心が浄化される瞑想の言葉
http://go.science.ne.jp/official_blog

前のはヨグマタ相川圭子さん自身が書かれたものでしたが、今回はインタビュー形式。
しかも、大切なことや瞑想の方法などが、まとめてあって、とっても分かりやすいです。
その中で、私が1番気になったのが、
気遣いが自己防衛にすぎないことがよくあります
という言葉でした。

結局、特に会社では、いい人、期待に応えられる人になろうとして、自己防衛のために気を遣いすぎてるんだなあ、と実感しました。

そんなときにどうすればいいか、ストレス解消法をこの本は教えてくれています。
瞑想、できれば1番良いのでしょうけれど

でも、ネガティブな気持ちになったり、凹むことを言われたり感じたりしても、まずは受けて、上手く流せるようになりたいと思います。
結局、気負いすぎて、前の仕事は自滅した気がするし、今、まあいいか、と唱えることで、平常心に戻れているような感じがするのです。

ところで、草刈民代さんのような、一流のダンサーでも、こういったことを取り入れている、というのは、とても参考になりました。
ダンシング・チャップリン

ダンシング・チャップリン(DVD) [DVD]
ルイジ・ボニーノ,草刈民代
東宝

を見たときに、草刈民代さんが本当にバレエに対して真剣で、こだわって、理想のものを作り上げようと努力する姿を見て、一流とはこうなのだ、こういう人が一流になれるのだ、と感じたものです。
だから、草刈民代さんが、

物事を深く考えることが良いことだと思ってました

と語られるのはすごく納得がいきました。
だって考えて考えて、作り上げているのがダンシング・チャップリンからよく伝わってきたからです。

でも、意外にそのことで無駄なエネルギーを消耗していることに気づいた、と仰っていて、なるほどなあ、と。

草刈民代さんと自分を比較なんかできないんですけれど、どうして自分はこういうことがダメなんだろう、とか、なぜ苦手かよく考えて、克服する本を読んでまた考えて、ということをやっているよりも、一度リセットする方が、気持ちは上手く進むような気がしました。

それにしても関係ないけど、あぐらをかいて座る草刈民代さんの姿勢の美しいこと。
当たり前だけど、両足はペタンと床につき、リラックスした状態で、背筋が上に伸びてます。

こういう姿勢になれるようになりたいものです←目下、ダンスの修業中。