実は「雨に唄えば」というミュージカルを知ったのはこれが最初でした。↓↓
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映画を見たのはこの後になります。
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ジーン・ケリー演じるドンがキャシーに恋をして、雨の中歌って踊るシーンはあまりにも有名ですよね!
ロマンチックで軽やかで、これぞミュージカル!
な雰囲気が大好きで大好きで、一気にMGMミュージカルの虜になりました。
ご存知のようにこの頃のMGMミュージカルには、
大した物語はありません。
この「雨に唄えば」もドンという映画俳優が新人女優のキャシーに出会って恋をして憎めない敵役の大女優リナと一波乱あって、でも、ハッピーエンド、
というわかりやすい物語です。
でも、あの「シーン」一つあるだけで、永遠に名作と呼ばれるのです。
歌と踊りと、それで見せてくる場面、が
どれだけミュージカルで大切か、
そういうことだと思うのです。
ただ、これだけでは、古き良き時代のミュージカルを見るため上京したりしません。
東京まで赴いた理由はただ一つ。
ドンをアダム・クーパーが演じる!
アダム・クーパーがジーン・ケリーのあのシーンを踊る!
実は「スワン・レイク」来日公演でアダム・クーパーを見逃している私としては何が何でも見たかったダンサーの一人だたのです。
誰、アダム・クーパーって?て方もこの「リトル・ダンサー」という映画はご存知でしょうか?
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この映画の最後の最後、主人公が成長した姿として一瞬だけ登場するのが、アダム・クーパーです。
マシュー・ボーン版の「白鳥の湖」つまり「スワン・レイク」を当時のミュージカル雑誌で見たときは衝撃で、悩んで悩んでたっかいVHSを購入してまで見たくらい、大好きなんです。
このアダプテーションは天才的です!
未見の方はぜひご覧になってください。
バレエなので、言葉の問題はありません。
DVD化、されているので、見つけたらぜひ!
白鳥と黒鳥を演じるアダム・クーパーは凄絶に色っぽいです!もちろん踊りは素晴らしいの一言です。
だから、アダム・クーパーのダンスは何も心配はありませんでしたが、このシーンって歌付き。
歌えるの?
ってのが最も心配でした。
結果は、歌も問題なく、憧れのシーンを、憧れのアダム・クーパーで見ている時間はまさに至福でした。
さらに、リナ役が可愛くて、可愛くて
こういう憎めない敵役が本当に可愛いと、心朗らかになりますね
さらにフィナーレは、カラフルな傘たちの色合いがすっごく綺麗で、販売グッズもあのフィナーレの傘を売って欲しかったです。
ところで、この雨に唄えばの有名なダンスシーンは一時流行ったgleeでもマッシュアップされて登場しました。
あれは個人的にglee至上ナンバーワンのダンスシーンです!
どんなに古くてもこれが素晴らしい一場面であることを証明している気がします