こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

ロンドンに戻りたい

ヨーロッパに大寒波がやってきているらしい、と出発直前に聞く。そう言えば、去年のNYも大寒波の時に行った。こんなに寒さが嫌いだというのに、寒さを呼んでしまう自分の体質がにくい。重いけれどその分温かいカシミヤのロングコートを着こんで、怯えながら降り立ったロンドンは、思った以上に暖かく私を迎えてくれた。3日間を通じて最高気温9℃〜11℃。着いた初日が大雨だったせいか、空気が洗い流されて、透明感のある景色。時折雨は降るものの、それでも8割は日が差し、青空がのぞくという、ロンドンにあるまじき日が続き、始めてみるような、美しい初冬のロンドンの風景をたっぷりと楽しませてもらった。気温がそれほど低くなくとも、室内はセントラル・ヒーティングの恩恵で、半そででも平気なくらいな温度。泊まったホテルは珍しく、フローリングの床だったためか、セントラル・ヒーティングが床にも通っており、素足で歩いても温かい。ここ数日、日本で夜の寒さに震えてた私には快適極まりない温度。
海外が始めてだった、祖母連れの旅行は思った以上に、色んなことに時間を取られて、あんまり自分のショッピングに費やせなく、計画の半分も消化できなかった。ということで、絶対来年リベンジしてやる!という思いで降り立った成田。ほぼ気温はロンドンと一緒。仕事帰りの人々に混ざりながら、なんとか苦労しつつ、自分のアパートに戻ると、部屋がしんしんと寒い。湯を沸かして、暖房をつけても、忍び寄ってくる寒さ。冷たい床。ああ、ロンドン(のホテル)に戻りたい。