こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

So I Think I Wanna Dance 動機編1

こっそりと「社交ダンス」なるものを始めてみた。
昔からずーっとやってみたかったんですよ。
思い返せば、私の「社交ダンス」への憧れは、間違いなく、この漫画から始まってるんじゃないかと。

佐々木潤子「ダンシング」
http://www.h5.dion.ne.jp/~junko/f_top/top_comics.htm

小学生時代に「りぼん」で読んで、コミックも買って。
ラブリーまりちゃん以上に憧れて憧れて。

ミュージカルでも、とにかく、デュエットダンスシーンが大好きで。
「FAME」のタイロンとアイリスがダンスで心を通い合わせるという、なんとも言えない情感。
元々宝塚好きだったから、当時何かのイベントで、大浦みずきさんと毬藻えりさんが踊ったデュエットダンスの軽やかな流れるような動き。

ダンスってなんて美しいんだろう。
ああ、やってみたい。
という思いがあったわけです。

でも、実際習ってみよう、と思い立ったのは、大好きな映画「Shall We ダンス?」でもなく、とことんはまったアメリカのテレビショー「So You Think You Can Dance」(もちろん、タイトルはここからの無理矢理パクリです^^;)でもなく、WEBで読んだこの記事。
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白河桃子の「“キャリモテ”の時代」
「女磨き」のワナに気づけ!
(前略)
踊りには2種類あるのだ。1人で踊るダンスと2人で踊るダンスが。酒井順子さんも「負け犬は踊る」と書いていたけれど、どうせダンスにはまるなら、独身女性にはぜひぜひ後者をお勧めしたい。特に「恋愛ご無沙汰期間」からのリハビリ、フェロモン回復には、サルサが一番なのだ。男に振り回され、思い通りに操られる快感を体感できるから。(中略)

細いヒールのダンスシューズも、曲者だ。つまり女性1人ではとても立てないようなピンヒールを履いて、うまくステップが決まると、パートナーの男性と一体となって、えも言われぬ「踊らされる快感」を味わえるのだと分かった。(中略)

 ピンヒールをカツカツと鳴らし、颯爽と歩くのがキャリアウーマンの鑑のように思われているが、本来あの安定の悪いヒールは「男性のエスコートを必要とする」という目印だったのではないか? 細いヒールをものともせず歩けるようになった女性たちは、もしかしたら「自立し過ぎてしまった」のかもしれない。 (中略)

さあ、女も磨けて出会いもあるサルサを、皆様Let's Dance!
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どうですか、この秀逸な文章。
もう本当、読んだあとは、

分かりました、白河先生!
Yes,I do DANCE!!(しかも二人で踊るやつ!)

と画面の前で、頷いてしまいましたよ、ほんと。
いやね、全く自立なんてしてないし、フェロモンなんて回復どころか元からないし、
ダンスを始めたからって何が変わるもんでもないってのは重々承知。
でも、ちょうど仕事がヒマになって、何かやってみたいなーという気持ちと重なって
前から調べてあった(←この辺、用意周到^^;まあ、それぐらいダンスが好きなんですよ)
ダンス教室のWEBサイトから「体験レッスンお問い合わせフォーム」を思わず衝動的にポチ。

そして、

数秒後に後悔…。
押しちゃったけど、本当に大丈夫だろうか、ワタシ。

続く。