こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

「まあいいか」でもいいんだ@ヒマラヤ聖者の太陽になる言葉

前に友人と
「日本における『占い』は アメリカンドラマで
よく見る『セラピー』みたいなもんじゃないか」 と話したことがありました。
人間、日々生きていると悩みや迷いはつきものです。 それを日本人は「占い」という手段で解決するのかなあと。

しかしながら、私、なんと、「占い」未体験!
どちらかというとスピリチュアルなことになんとなく苦手意識があります
でも、いい時があれば悪い時もあるもので、 一昨年の叔父の発病を発端に祖父の死など悪いことが続き、仕事もあまりうまくいかなくて、 そうなるとなんとなく「占い」、してみようかなとか思いました。
とうとう、占いデビューする日が!なんてちょっとワクワクしながらも、結局は「キャリアカウンセリング」に行ったのですが

というのも、 前の職場のチーム配属が変わってから、 体調がものすごーく悪くなったんです!
毎朝、嘔吐と下痢の日々。 体重も激減(これは嬉しかったけど)。

その理由がこの本を読んで分かりました!
河出書房新社『ヒマラヤ聖者の太陽になる言葉』
http://go.science.ne.jp/kawade_mb

前の職場は、年下の優秀な女性がバリバリ働いている環境でした。
そこに半ば無理矢理、いい年して「中途採用」して頂いた身として、合言葉のように毎日「がんばれ、私!」と鼓舞し、ガツガツ働いていました。
実際、仕事はやりがいもあって、面白かったのです。

でも、この本を読んで、結局、
「ああ、あのとき、頑張ることで自分を疲れさせていたんだなあ」と納得。
特にチーム替えの後は、
余計即戦力にならなきゃと、
自分でプレッシャーをかけすぎていて、 結局、失敗を繰り返して、落ち込むという負のループを自分自身が作り出していたのかもしれないなと今になって思います。

『ヒマラヤ聖者の太陽になる言葉』の中に
「まあいいか」ぐらいでちょうどいいときもあります

というくだりがあるんですけれど、この言葉にとっても励まされました。というより、ホッとしました。

著者のヨグマダ相川圭子さんは色々修行を積み、努力をされたから、解決できるんだろうなあと思う部分もありました。
それにスピリチュアルな部分は、やっぱり私は良く分かりませんでした。
でも、全体的にとても読みやすいですし、スピリチュアルな部分を省いちゃっても、少し気持ちの持ち方、考え方の角度を変えることで、日々の生活が改善されるヒントのようなことが書かれています。

なので、今、「頑張りすぎている人」が少し息抜きと思って、この本の中の自分に必要な部分を読んでみるのはありかなあ、と思います。 (あ、ヨガとかやられていて、スピリチュアルなことに興味がある方はもっと興味深く読まれることと思います)

もちろん、今の職場も、日々「これでいいのか」の連続なのですが、とりあえず、しばらく「がんばれ、私!」の代わりに「まあいいか」を心の中で唱えてみようかな、なんて思っています。

ただ、体調が戻って、増加の一方を辿っている体重だけには「まあいいか」は使わないようにしたいと思います(笑)