こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

身の程知らずを痛感する。

友達のダンナ(そして高校の先輩)に、初秋のある日、「コンパをして下さい」という大胆なお願いをしたところ、快く引き受けて下さった。メンバーは先輩の専門学校のお友達、ということで、私好みの、年下アート系。一緒に参加してくれる友達も、良い人がいたらサポートするから、と前面バックアップの「私のための」コンパである。そして、その勝負の日がこの間の土曜日だった。
まずアンラッキーな出来事は、仕事が忙しい時期のため、土曜日が午前中出勤となってしまったこと。そして、その事実がある上で、私の犯した失敗の一つは、金曜日の晩、友達の呼び出しに応じて、ちょっとした睡眠不足だったことだった。
それでも、なるべく早く仕事を切り上げ、一旦家に帰って休憩を取り、それなりに気合十分で待ち合わせに望んだのだが、出会ってすぐに、極度の緊張状態が私を襲った。それは、先輩の連れてきた男の子が、予想を遥かに上回るほど、若くて可愛らしかったのだ。彼らがあと3歳くらい年を取っていたら、あの容姿でも、取りあえず、結果はついてこないのを承知で、話をしてアピールしようとしたかもしれないが、さすがに、若くて可愛らしい女の子がよりどりみどりだろうなあ、と思うと、お話してもらうのも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
それ以上に、やっぱり私が誘って来て貰っている以上、全体の反応も気になるし、なんだか、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまって、取りあえず飲みまくったのが、二つ目の失敗。でも、若く美しい人が好きな私としては、久しぶりにたっぷり目の保養をさせてもらった、有意義な時間になったことは確か。ご迷惑をお掛けした、先輩と、その嫁、そして同行してくれた友達に改めて、感謝とお詫びをここで。ありがとうございました。

日曜日、用事で大阪から東京に来ていた友達と新宿でご飯を食べながら、土曜日の顛末を話す。そして、やっぱり、恋愛は苦手だ、という結末に落ち着く。スキーと一緒で、子供の頃は勢いで何の恐怖もなく滑れるけれど、大人になるにつれ、スピードや転ぶのが怖くなってきて、段々おそるおそるになってしまうのだ。その上、大人の女、らしく、せめて、小金でも持ってたら、ちょっとは気持ちに余裕があるのに、とか話していて(考え方がかなり俗物(笑))、ふと、まだ誕生日にもらった赤坂のランチ券が残っている事実に気付く。これをタテに、赤坂のランチをご馳走するわ、とか言えば良かったんだ、という更に俗物的な考え方に終結。でも今のところ、恐らく、有効活用に兆しなく、期限がせまってくることを考えると、せめて、可愛らしい男の子とご飯に行く方が、自分に対するごほうび的ニュアンスがあるなあ、と身の丈を考えない妄想をしても、まあ既に後の祭り。


そんな私を慰めてくれたもの。友達が送ってくれた箕面名物「モンちゃんせんべい」。パッケージで、なんじゃこりゃと思い、開けてみて、大爆笑。食べるのが勿体ない代物なので、ご覧になりたい方は是非、我が家へ足をお運び下さい(笑)というか、ひーちゃん、土曜日のお礼に、息子さんのために持参しようかな?