こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

なんとなくドラマチック。

27日の結婚式二次会に出席するため、金曜日会社を少し早退させてもらって、飛行機に乗り込む。因みに26日は妹の誕生日だったため、キルフェボンで購入したオレンジのタルトのホールを抱え込んで、搭乗。ここんところのJALのトラブルやら、20周年の日航機事故のドラマなんかを見ていたせいか、もしこれが墜落したら、ケーキの箱や残骸がちょっと見つかったりなんかして、「妹の誕生日を祝うためにケーキを抱えて駆けつけていた最中に起こった悲劇」とか言われたりするんだろうか、なんて想像してしまった。もちろん、事故は起こらなかったが、離陸の混雑で出発・到着とも20分くらい遅れて、ちょっと冷や冷やした。なぜなら、ケーキを少しでも早く家の冷蔵庫にしまいたかったので、関空便を選び、そこから実家まで約40分でリムジンバスが出ているので、私の計算では、会社からおおよそ4時間で自宅に到着する予定だったのだ。問題は、関空からのリムジンバスがそれを逃せば最終で、電車を使うと家まで、1時間15分はかかってしまうので、なんとしてもバスに遅れる訳には行かなかったから、この20分の遅れはかなり精神的負担になってしまった。到着するなり、添乗員時代のように、ゲートにダッシュして、なんとか事なきを得、タルトは無事、妹とその友達と私と母のお腹に納まった。

27日は昼一番で、念願の美容院へ。二次会よりもむしろ私の中では今回の帰省のメインイベント。とにかく担当に美容師さんが気に入っているし、アシスタントの男の子が好みで可愛くて、顔を見るだけで、ちょっと癒されてしまえる、ステキな場所なのだ。半年振りに行くと、髪形がもちろん変わっていて、ちょっと男っぽくなっていたので、彼女でも出来たかな、なんて、なんだかおばちゃん発想をしてしまった自分にげんなり。まあ、口に出さなかっただけ、自制心が働いて良しとしておこう。美容師さんとは同い年なので、三十路目前で独身でいることの不安定感トーク。でも髪型はいつものとおり、とても気に入って、少し心軽くなって、二次会へ。

二次会は思った以上に面白くて、マイクがバンドに届かなかったため、とある歌の大合唱になったところは、とてもアットホームで心にじんわり幸せが広がる。知らなかったので、一緒に歌えなかったところが残念と言えば残念だけど、新婦の先輩が、その曲のバンドを好きだった頃の、高校の部室でのやりとりなんかが鮮やかに思い出されて、やっぱり結婚式は、色々としみじみほんわり、幸せになれる。あとは、お二人が付き合ったきっかけが、とある出来事があって、先輩がこの人ちょっといいかな、と思っている時に新郎から映画のお誘いがあったと聞いて、いいかな、と思っている人からは一向にお誘いが頂けない私としては、心底羨ましいな〜と思わずにはいられなかった。

そう言えば、盆に高校の仲間で宴会をしてたときに、二次会では座席表を見て新郎の友達をチェックせな!と注意を受けていたのだけど、高校の先輩たちの波にのまれて、やっぱりチェックし忘れたあげく、普通に先輩たちと打ち上げに行ってしまった。出会いに貪欲にならないと、と思っているのに行動が伴わなくて、反省。でも先輩たちとの打ち上げはとっても楽しくて、またまた大阪シックになってしまった帰省となった。