こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

女の子特典

水曜日、レディースデーだったので「真夜中の弥次さん喜多さん」を見に行ってきた。
とにかく、すんばらしい、ミュージカル映画で、期待以上だった。「マンハッタン・ラブストーリー」を見てても思ったのだけど、クドカンはきっと良いミュージカルを舞台でも作れるんじゃないだろうか。正直、三谷幸喜や鴻上尚二より、ミュージカル的なセンスがあると思う。「真夜中の弥次さん喜多さん」も、思わず、サントラ買いたいなあ、なんて思ってしまった。
(残念ながら新ドラマ「タイガー&ドラゴン」では、この辺りの楽しみがなくて、ちょっと「家族愛」的な説教くささもあるので、「マンハッタン・ラブストーリー」の方が好きだった。)
面白い点はいろいろあるけれど、喜多さん役の中村七之助がなんとも可愛らしくて、個人的に「萌え」ポイント(笑)あんなに掴み所があるような、ないような役をよくぞあんなに可愛いと思わせるように演じたのがすごい。お父様のアーサー王と合わせて、歌舞伎役者の底力を感じた。
他も役者さんは揃い踏みで、色々個人的に楽しめる点は多い。でも、私にとっての見所はぐっさんの茶屋シーンだった。これを見て、ぜひとも彼に「TABOO」のフィリップ・サロン役をやってもらいたい!と妙な妄想にとりつかれた。

ということで、下は昨日の私の妄想。
日本版「TABOO」を製作するなら・・・。
ボーイ・ジョージ・・・松岡充(ロンドンでこの役を演じたユアン・モートンを見た時、個人的に松岡くんに似てる、と思ったから)
ビリー・・・山本耕史(ミュージカルにはこの人がいないと)
キム・・・笹本玲奈(プロの演技を見せてくれるはず)
マリリン・・・新納慎也(「OZ」の女性人格シーンで確信)
フィリップ・サロン・・・山口智充(茶屋のシーンを生で演じてもらえるか、期待)
ビッグ・スー・・・純名りさ(彼女の歌声で「IL ADORE」を聞きたいのと、意外にロリータファッションが似合いそうだから)
ジョジイ・・・大浦みずき(外国のおばさまは彼女しかいない)
しかし、残念ながらリー・バウリー役が思いつかない。
踊れなくてもいいから、インパクトのある役者さんがいないだろうか、なんて考えている時は、結構幸せである。