こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

ぐうたらな週末。

久々に何の予定もない週末。
なので洗濯して掃除して、借りていたDVDを見る。
ラブ・アクチュアリー」。ずっと見たかったのだが、ようやく観賞。なんともイギリスらしい映画で、思わずイギリスのソープオペラを思い出してしまった。
イギリス国民さえも、しょうもない、と言うイギリスの何十年も続くソープオペラ。でも私には結構面白い点が多く、ちょっと好みの男優が出ていたのもあって「イーストエンダーズ」をホームステイ中良く見ていた。
何が面白いって、色んな人間模様が一挙に描かれるところ。日本のドラマだと、ストーリーの中心は一つしかなく、主人公が決まっているのに対して、イギリスのソープオペラは、たくさんの登場人物がいて、それぞれの物語が描かれるところ。そして、それは絡みあったり、絡みあわなかったりするのだ。例えば、とあるパブで、何組も食事をしていて、一組のカップルにフォーカスしたあと、隣の席の家族にフォーカスしたりして、その二組の接点はそのパブを利用している、しかないことがあるのだ。だからそういう意味ではリアリティがある。
ラブ・アクチュアリー」も何組かのラブ・ストーリーがあって、それぞれの物語を展開する、とってもイギリスのソープオペラ的な作りになっている。微妙に兄弟だったり、友達だったりの接点はあるけれど、全体には絡み合っていないそれぞれの物語。クリスマスものらしいファンタジックな作品でありえないけれど、楽しい作品になっている。
なんだかんだ言って、私の心をかっさらったのは、サムという少年。いや可愛い!真剣に可愛い。一日でいいからあれが欲しい!と画面を見ながら完全に怪しい人と化してしまった。
しかし彼も4,5年後にはただの男の子になって、そのうちおっちゃんになるんだなあと思うとちょっとだけ悲しくもなった。そしてそこまで考えてしまう自分に再び反省。