こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

建物探訪

小学校の頃、ピアノを習っていた先生が出演されるコンサートがあるとのことで(因みに先生の専門は歌なので、日本歌唱のコンサートでした)、土曜日に旧東京大学奏楽堂というところに赴く。行ってみたら、なんともこじんまりしたステキな建物で感動。とにかく私は「日本の洋館」が何より好きで、この奏楽堂はまさしく憧れの「日本の洋館」だった。昔の建物独特の、ひんやりとした空気。木で出来た西洋建築のレトロでシンプルな趣き。何より、今の日本のホールではあんまりみないセントラルヒーティング設備。椅子の下にも暖房が備えてあって、冬は日本独特の下からくる寒さに完璧に対応しているところが、個人的に素晴らしい。そして何より、この建物が重要文化財でありながら、現役で使用されているところが一番素晴らしかった。
以前オーストリアを旅行したとき、シェーンブルン宮殿が観光スポットでありながら、現在も使用されていると知った時もステキだなあと思ったことを思い出す。歴史の流れに身をおく贅沢を満喫。しかしながら、風邪のせいで、咳の我慢が限界で、一部で申し訳ないけれど帰らせてもらった。演奏会自体もこじんまりと空間のステキさもあって、素晴らしかった。

夜は友達とお食事会。久々にまともな食事を美味しく頂いて、これまた満喫。そして、誕生日まで1ヶ月とちょっとにせまったことに気付かされる。怖い、怖い。