こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

背中を押すもの。

去年の6月、エジンバラフェスティバルに参加する決心をして、派遣先をやめた。やめるまでは、本当に悩んだり迷ったりしたのだけど、決定に至るまでは、小さなきっかけがあった。
その派遣先の仕事が、精神的に私にはきつく、続けようか迷っていたこと。
WEBで劇団の情報をチェックしていたら、一昨年はエジンバラに参加しなかったのに、去年はする、と載っていたこと。
メールで問い合わせてみたら、来るなら大歓迎だと言われたこと。
そして何より派遣先が買収されて、本社が東京移転、派遣契約が遅くとも7月で切れることになったことが大きかった。
追い風とはこういうことを言うのだろうな、と思ったりもした。(そして、ロンドンに行っている間に今の仕事の依頼が来たので、まさしく追い風が私に吹き付けてた時期だったのだろう)

何より、自分で驚いたのは、その派遣先で仲良くしてもらっていた人の一人が、色んなきっかけがあるけれど、私のこの行動も、夢を追おうと決心したきっかけの一つだった、と言ってくれたことだった。自分も彼女の背中を押す小さな力になっていたことが、逆に私に小さな力をくれた。

そう思うと、去年は走る時期、そして今は、停まる時期なのかもしれない。次に風が吹いたとき、ちゃんとすすめるようになっておきたいと思ったりもする、29歳まであと3日の今日この頃。