こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

もろもろつぶやき。

そう言えば、先々週大阪に帰る前に、日航機墜落のドキュメントドラマを見ていた。これをみたいな、と思ったのは一昨年

墜落の夏―日航123便事故全記録 (新潮文庫)

墜落の夏―日航123便事故全記録 (新潮文庫)

という文庫本をたまたま手に取ったからだった。日航機墜落の時、私は当時9歳。だから、墜落のニュースや、生存者の同年代の女の子の記憶はあっても、詳細の記憶はなく、この本にとても衝撃を受けた。ドキュメントドラマはよりその当時を状況を教えてくれたが、本ほどの衝撃はあまりなかった。(機長の家族の様子は、かなり切なく、悲しかったけれど)この本を手に取った時期も時期だっただけに、生きること、死んでいくこと、その姿勢なんかについて、色々思ったりもしたものだった。またこの本で、私の中で印象的だったのは、生存者のアシスタント・パーサーだった方の「(夢は)もう一度、飛ぶことです。実際に飛んだら、きっと怖いと思いますが、でも、このままスチュワーデスの仕事をずるずる辞めたら、きっと後悔するような気がするんです」という記述だった。

そのドキュメントドラマの裏で、小池修一郎先生の特集番組がやっていたので、母に録画してもらって、実家で見た。それなりに面白く見る。でも小池先生のビッグになるきっかけだったろう「華麗なるギャツビー」についての情報が少なくて、ちょっと残念。(「ヴァレンチノ」に至っては皆無)今や若い才能を開花させる演出家という紹介だけれど、ギャツビーは杜ちゃんの才能を開花させながらも、小池先生の可能性も杜けあきという役者によって開かれたのではないかと思うので、原点としてもうちょっと紹介されるのを期待していたのだ。「華麗なるギャツビー」も「ヴァレンチノ」も、小池先生の作品じゃないけれど「忠臣蔵」もなかなか再演がない。(特に「ギャツビー」は宝塚オリジナル作品として、とても良く出来ていたので、再演がないのがちょっと不思議なのだ)やっぱりこれは杜ちゃんじゃないと演じられないからだな、と勝手に想像したりして、ちょっと満足してみたりする。

先週末は、金曜日に遊びに出たっきり、土・日と一人で過ごす。日曜日にジムとまつ毛パーマに出かけたものの、殆ど人と話さず過ごすと、なんだかちょっとおかしくなるような気になってしまった。まあでも、お盆の遊び分の身体の疲れは落ちたので、これはこういう週末として、良しとしておこう。あんまり何にもしないのもなんなので、9月から12月まで短期集中英会話を勉強しようと決意。なぜなら12月にちょっとだけロンドンに行くつもりで、別に旅行だけならいいのだが、劇団の人に来たら連絡して、と言われたせい。

去年の夏エジンバラの1ヶ月間は、英会話を勉強したい人には、まっこと申し訳ないような、日本語が完全断絶された憧れの空間で過ごしていた。(←苦しかった…)さすがにそんな状況ともなれば、殆ど英語を使わず過ごしていた、英語の勉強にかなり消極的態度だった私でさえ、最低でもリスニング力は伸びる。英語しか使えないし、最低限話す機会も増えるので、しゃべる方も多少なりとも、マシになる。しかしそんなものは帰国して1ヶ月で消滅するのだ。だけど、劇団の仲間からすれば、私の英語力はきっとあの去年のエジンバラくらいだと思われているので、あまりにも話しが通じなくなってしまったらマズイというのが「3ヶ月間短期集中英会話の勉強」を決意させた理由。とりあえず、小さな目標は、去年買って返った本を1冊でいいから12月までに読破、でいこうと思う。