こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

気になる話題ふたつ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050920-00000078-mai-soci

劇場「アートスフィア」がホリプロ運営になるという。東京に来て約1年、見た芝居まだ10本だけれど、そのうち2回がここの劇場だった。2本とも、あんまりメジャーじゃない作品。でも面白そうだな、と思ったものだった。また劇場としても適度サイズで、環境も良く、良い作品が育ちそうな劇場だな、と感じていたから、この劇場の行方は気にかかるところ。

関係ないけれど、芝居って、作品、演出家、出演者は気にかけるけれど、あんまり作品と入れ物のバランスって考慮されない。(オペラ座とかミス・サイゴンとか大仕掛けがある作品は、物理的な問題で考慮されるけれど)でも、作品には適度なサイズの入れ物(劇場)というのは絶対あるはずなのだ。そして、それは大きな映画との差でもあると思う。だから、もっともっとそういうことを気にかけて、良い作品がベストな状態で見れるといいな、と思っている。特に、来日公演。興行収入が一番なのは当たり前だし、しょうがないけれど、作品の魅力が減ってしまうのを見ると、ちょっと悲しくなったりもするから。


もう一つは、大沢樹生の離婚。いや、離婚自体はどうでもいい。でも、絶対あれは「GODSPELL」関係の報道の場でなされているのに、彼が出演する芝居の名前さえも出やしない。確かに彼以外、演劇ファンじゃなければ知らない人ばっかり出ている、オフ・ブロードウェイ出身のマイナーなミュージカルだけど、でもちょっとくらい言ってくれてもいいのに、とこれまた悲しくなった。夕方のニュースでも宣伝してくれる、蜷川演出、テレビスター豪華出演「天保十二年のシェイクスピア」(これも見たいけど、チケットが絶対取れなさそうだったので、諦めた)との違いをひしひし感じた。