こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

OUT OF FASHION

mixiを通じて、この記事を知った。
http://movie.nifty.com/cs/catalog/movie_677/catalog_B00673_1.htm
「クライマックスで、成功した者、しそこねた者、必死でそれを追いかける者、それぞれ同時に心情を歌いあげるシーンは見事。全員の歌声が重なるその瞬間、人生は誰にも同じように困難なのだということを思い知らされる。しかし、焦燥や孤独そして苦悶、そんな現実にあっても常に軽やか&どぎついユーモアと華やかさを忘れないのがニューロマンテックワールド。」という部分で、あのクライマックスを思い出した。残念ながらブロードウェイ版にはこのシーンで重要な役目を担うスティーブ・ストレンジ役がいないので、やっぱりこのウエストエンド版が、ここに書かれている文章を表現する世界にはふさわしかったのだ。筆者はこのウエストエンド版を映像で見たからこそ、だけれども、ブロードウェイ版にはウエストエンド版が持っていた、ある種の陰湿さ、そしてその魅力が足りなかったように思う。TABOOファンとして、TABOOの曲は本当にどれも大好きだけど、ここで説明されているシーンの「OUT OF FASHION」も本当に凄く名曲なのだ。この文章を読みながら、一瞬にして、このシーンが蘇った。そして、もちろん、ブロードウェイ版にはなかった「常に軽やか&どぎついユーモアと華やかさを忘れないのがニューロマンテックワールド」なラストシーンも。「OUT OF FASHION」もラストシーンもビリーの焦燥もキムの不安もボーイ・ジョージの苦悩もフィリップ・サロンの優しさも、スティーブの奢りも、そして女であり母なるジョジイもクリスマス・イブには大画面で見れるかと思うと、本当に待ちきれない。ので、早速、本日チケット購入する予定。