ロンドンには「英語教師を目指す人たちが行う無料イングリッシュレッスン」というものが存在した。
無料、なので、生徒の多くはオーペアをやっている東欧諸国の美しき若者たちが殆ど。
そして、先生たちも当時25歳だった私と同年代の人が多い。
さらに、英語教師になるための試験も兼ねているので、下手な語学学校で習うよりも、とりあえず先生たちが毎回真剣で、熱心。
いい事づくめのこのレッスン。
午後2時くらいから4時くらいまでの授業なので、金曜日は恒例の先生、生徒一緒くたの飲み会へ。
さて、いい感じにアルコールがカラダを満たす夕刻。
若き先生たちが叫び出す。
授業では出来ない、一番有効な発音の練習をしよう！
せーのっ！
ふぁーーっきん！
Fはちゃんと噛んで！もう一度！
ふぁーーっきん！
生徒も声を揃えて
ふぁーーっきん！
ま、確かに最も使える形容詞だけどね。
