こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

英国小噺 ★その5 国民的スポーツ

日韓ワールドカップに沸いた夏。
盛り上がる大阪の街を後に、関西空港へ向かう。
そして、出国審査。
何故か、審査の列がざわめく。
カメラを手に隣の列を写す人たちも続出。
見てみると、ラテン系の大きな男性たちの群れが。
なんだろう、あの人たち?
すると、白人の外国人男性たちが歌いだす。

Don't cry for me Argentina♪

ミュージカル「エビータ」の主題歌。
何故?
と思っていたら、ようやく、その一団が、前日に英国に敗戦した
アルゼンチンの選手団だと判明!
なるほど、そういうことである。

で、大韓航空に乗る。
すると、途中で、韓国語のアナウンスが流れてきて、
韓国人らしき人たちが一斉に歓声をあげる。
何事?と思っていたら、次は日本語のアナウンス。

先ほど、ワールドカップで韓国が勝ったとの連絡がありました。

そういうことか。
そうしているうちに、シャンパンが振舞われる。
太っ腹、大韓航空!そして、韓国のみなさん。
とラッキー♪なんて思っていたら、隣の白人男性に声をかけられる。

さきほどから何をそんなに盛り上がってるのですか?

そっか、そう思えば、英語でのアナウンス、なかった!
微妙に優越感を感じたw

そして、イギリスに到着。
地下鉄の切符を買おうとしたら、売り場のお兄さんに話しかけられる。

どこから来たの?
日本だけど。

どうして来たの!?
ワールドカップがやってるのに!

そんなこと言われても…。

あー、その、私、あんまりサッカーに興味ないんです。

サッカーに興味がないだって!信じられない!
そんな人には切符売らないよw

ああ、英国に着いた、と感じた瞬間…。