こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

色んな垣根を越える四巨頭会談@新宿ロフトプラスワン

ある初夏の陽気の中、イソイソと真昼間から新宿歌舞伎町へ。
そして、ロフトプラスワンという、地下二階の薄暗く小汚いサブカルな雰囲気満載の会場へ。
ええ、好天気の春の午後の正しい過ごし方です、これ(笑)
当時行ったのが、このイベント。

「四巨頭会談~男好きの男と女好きの女と女だった男と男だった女~vol.2」
【出演】かずあき、竹内佐千子、とおる、能町みね子(五十音順)


もともと竹内さんの漫画が大好きで、
わたしが女の子を好きになった日 (BAMBOO ESSAY SELECTION)
竹内 佐千子
竹書房

能町さんは、そうとは知らず、普通に「モテない系」の本を愛読していたので、
くすぶれ!モテない系 (文春文庫)
能町 みね子
文藝春秋

このお2人が出演ってだけでも見に行こう、という感じだったのだけど、このライナップの面白さにひかれ、思わず。

もうめちゃくちゃ面白かった!
これこの後、本にもなっているので、興味のある方はどうぞ!
四巨頭会談―男好きの男と女好きの女と女だった男と男だった女
能町 みね子,竹内 佐千子,西野 とおる,かずあき
ブックマン社


ちなみにかずあきさんがゲイ(男好きの男)
竹内さんがレズビアン(女好きの女)
能町さんがMtF(男だった女)
とおるさんがFtM(女だった男)


司会者が1人(ストレートの女性)いて、それにフリートークしていくみたいな内容だったのですが、質問タイムもあったりして、竹内さんに私の質問「レズビアンの方に宝塚は人気がありますか?」に答えてもらえたのも嬉しかったです

そして、とおるさんが格好よかった(笑)
なんかご本人を余計付け上がらせそうだけど、格好よかった!
会場には観客でFtMの人もちらほらお見かけしたけど、とおるさんタイプの人は少なかったのが残念。
男性ホルモンは食欲をあげるから、がっちりむっちりするのはそうなんだと思うけど、個人的にとおるさんタイプの華奢なままのイケメンが好きなので、そういうFtMの人が増えると目の保養で嬉しいなあと無責任に思ったりしました、すみません

これに新井祥さん(インターセクシャル、中性)
「性別が、ない! 」人たちの保健体育
新井 祥
ぶんか社

を加えて、寧ろ全国の思春期の青少年相手にやるといいと心から思っています。
人はいろんな人がいて、それぞれの形でそれぞれに当たり前に生きているんだ、ということを、これほど分かりやすく伝える人たちはいないと思うんです。

ということで、東京オリンピックに向けてLGBTが流行語になりそうな今、
5巨頭会談〜男好きの男と女好きの女と女だった男と男だった女と男でも女でもないヒト〜
の開催を期待したいところです!