こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

その気はないのに思わず考えてしまうこと@JBDFプロフェッショナルダンス競技会

東京に住んでいたころ、それこそダンスサークルの方々が競技会に出場するので見に行かないか、というお誘いはたくさんありました。
私が結局行かなかったのには二つの理由があります。

1.土日は観劇か自身のライブグループの練習で埋まっていた。
2.休日の朝早くに起きるのが辛い。

そうなのです。
ダンス競技会とは恐ろしく朝早くからはじまるのです。
しかもです。
長い。
朝9時から夜の7時頃まで普通にやります。
なので、唯一行ったインターナショナル競技会は、夕方から参戦したくらいです。

そんな私がなぜ今回に限り競技会を見に行ったか。

もしかしたら、東京で習っていた先生が来られるかもしれない
という期待の元でした。
どんなけ東京のときの先生が好きなんだか
まあ、一種のファン的に好きだったんですよ。

ということで、はじめて趣きました、エディオンアリーナ大阪
元府立体育館ということでぼんやりとした場所しか知らない私
いかにスポーツ観戦しないかが分かります

しかも、今回は今習っている先生が出場されるのを見なければ意味がありません。
そんなわけで、朝9時過ぎ着を目指して起きる、となると、会社に行くのと殆ど変わりません。
本当にダンスなんて本来夜にやる文化のものでしょうに、このスポ根的要素、どうにかならないでしょうか…。

と、ぶちぶち文句を垂れながらも、行ってみたらダンスを見るのは楽しいわけで、それなりにエンジョイしてしまいました
エディオンアリーナは3階席といいながらも、実質2階席の上の方で、武道館の3階に比べたら、当たり前だけど、大変見やすかったです。
まあ、東京の先生は結局出場されていなかったのですが。

さて、今回はプロフェッショナル、ということで、もはや技術の差は私ごとき素人には分かりません。
クイックステップなんて、上で見てたらすごい速さで、これ、ぶつかると思っても軌道修正できない速さだよなあ、ぶつかったら怖いよなあ、と感じたくらいのスピードでした。
いっぺんに12組踊られても、それぞれの技を見るなんて高等技術を発せられるわけもなく、音楽は垂れ流し。そうなると、見るべきところは一つです。
そう、衣装

私は競技会にも発表会にも全く興味はないのですが、社交ダンスを習っている限り、一度くらいあのスタンダードの衣装に身を包んでみたいなあ、くらいの欲はあるのです。
まあ、競技会にも発表会にも出演しなければ、結局着る機会はないのですが、ついつい見て私ならこういうドレスがいいなあ、とか一頻り妄想しました。

フィギュアスケートもグランプリシーズンがはじまって、衣装にも注目しているのですけれど、どうして、日本人はキラキラ、ピカピカな石をつけたものが多いんでしょうね。ナゾです。

その昔見たインターナショナル競技会では、ヨーロッパの選手が、全く光物のついていないドレスで出場されていて、その生地と仕立ての美しさと上品さにため息ついたことを思い出しました。
ドレスは西洋のものですから劣っても仕方ないんですけどね。
でも、その辺りも向上するといいなあと改めて思いました。

ところで、この競技会は2日間あって、私はスタンダードのプロフェッショナル戦を見に行ったのですが(なぜなら東京の先生はスタンダードが専門だったので、出演されるとしたらこちらの方が可能性が高いと思ったため。ま、とりごし苦労でしたけれど)、合間にアマチュアラテンダンス戦もあり、そちらも衣装を見ていたら、私が普通に夏のプライベートで着ている服に似た衣装を見つけてしまいました
そうなんですよねえ、私、どう考えてもラテンの衣装の方が似合いそうなんです
ラテン、めちゃめちゃ苦手だけど、着るなら似合ったものの方がいいなあとか、どうでもいい悩みにくれた観戦でした。

そして、会場の冷房のあまりの寒さに午後4時過ぎに退散。
そりゃあ選手の体感温度に合わせてるから寒いはずですよね。
これは私の準備不足、想像力不足でした。
ということで、もし、競技会、見に行きたいけれど見に行ったことがないという方、この先、機会がありましたら、冷房対策は万全に行かれるのをおすすめします。

ところで、今年の前半、観劇を我慢していたせいか、なぜか、明日からアホのようにゲキシネとか舞台とか見に行くことになりました。
ということで、来週からは、観劇ブログに戻ります。ええ、きっと!