こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

目指すところは。

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

を昨日ブックオフで購入。実は二回程、借りて読んだことがあるのだが、最近「タイガー&ドラゴン」で落語を見て、このシリーズにはどういう落語が登場していたのか気になっていたのだ。とりあえず、通勤電車用なので、大事にちょっとずつ読んでいるのだが、最新刊では社会人になっていた、主人公の「私」も、この一作目では女子大生。なんとなく、自分の大学時代も思い出しながら、懐かしい気分で読んでいる。

昨日、離婚弁護士Ⅱの後、お風呂をためている間、「曲がり角の彼女」もチラと見る。今クールの30代働く女性もの、でこのドラマが一番人気がないということで、その理由として、恋愛に重点を置かれている、というポイントを記事ではあげていたが、私はどちらかというと、職業に理由があるんじゃないかなあ、と思った。「離婚弁護士Ⅱ」は、もちろん職業が弁護士、というキャリア中のキャリア。一般人には遠い存在なので、ただひたすら、ユリちゃん格好いい!という気分で見れる。共感とかは別次元の、ドラマとして楽しんでいる。逆に「anego」は30代の働く女性だけど、事務職で、キャリアではない。一流企業だけれど、そういう点では、ちょっと身近に感じられるのだ。けれどこの「曲がり角の彼女」は、いわゆる営業系のキャリア。キャリアウーマンだって、なかなかなれるものではないのに、30代・独身で働いていると、キャリアウーマンじゃないといけない、ような、それこそ何か「追いかけられる」ような感じが少し現実逃避できなく、中途半端にドラマ、というイメージがあった。そういう意味で、第一線でバリバリ働くことだけが、働くってことじゃないぞ、と思わせてくれた「anego」に、個人的には一票。とりあえず、サポートするのも大事な仕事だと思って、一応、誇りをもって私も働いている。ただ、満足感を得られるのは、やっぱり創作系の仕事を任された時なんだけれども。