こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

一段落な月曜日。

2,3を残して、この二週間大変だった仕事もとりあえず落ち着いてきて、やっと今、一息をついている状態。明日夕方からはミスが判明してきたり、足りないものがあったりと、もう一波やってくるけど、とりあえずは一段落。

土曜日は午前中出勤して、仕事を片付け昼ごはんを食べると、疲れからか急激な眠気に襲われたのだが、折角出勤したのだし、ということで、デパートにバーゲンを見に行くものの、思うものが思う値段で見つからず、帰宅。「黒革の手帳」の録画しておいたスペシャル編を見ながら、やっぱり眠くて、早々に就寝。疲れが溜まるとはこういうことかも。

日曜日は「THE WINDS OF GOD」を観劇。感想は改めて本ページにUPするとして、ちょっとしたつながりで、公演打ち上げの場に参加させてもらう。全く初めての経験で、かなり緊張。居所なく、友達と二人でそわそわ。でも代表の今井雅之さんはとってもステキな方で、感動。
実は今井さんが「英語でしゃべらナイト」に出演されていた時の言葉にとても感銘を受けたので、その人が目の前にいて、握手をして下さったことにいっぱいいっぱいになってしまった。去年エジンバラで「光の旅人」の作者ジーン・ブルーワーに会った時の感じをちょっと思い出したりもしたし、実際に演劇で頑張っている人たちを目の前で見るのは、やはり色々と感銘もあるし、眩しくも思えた。
ただ、やはり、日本の劇団というのは、体育会系なのだな、と痛感したことも事実。まだ演劇をやりたいという意欲のあった頃、友達の劇団の手伝いをしてどうしても馴染めなかったのが、この体育会系気質。今更ながら、やっぱり私には日本での劇団活動は無理だなと確信した。そうして、やっぱりAPIが懐かしくなり、恋しくもなった日曜の晩だった。

家に戻ってテレビをつけると、情熱大陸で蜷川先生の「十二夜」のことがやっていた。そして、そこで、はじめて知る。なんとこの芝居、双子役を一人で演じるそうだ。ショック、ただひたすらにショック。そんなの歌舞伎のごついメイクでやる意味がないじゃないか、と一人でテレビに向かって叫ぶ。私はどうしても双子役を一人で演じる演出法が好きじゃないのだ。二人が出会うシーンにどうしても無理が出るから。でもこうなったら、二人が出会うシーンをどう料理するか、世界の蜷川の演出を楽しみにするしかない。