こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。

保護猫と同居人と暮らすアラフィフがビンボーと戦いながら、観劇したものなんかを感激しながら記録。

ドラマを見ながら遠吠る@逃げるは恥だが役に立つ

大ヒット中のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を通称「逃げ恥」を私も楽しんでみています。

 

逃げるは恥だが役に立つ DVD-BOX

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もちろん、視点はヒロイン「津崎平匡」です

私も平匡が言うところの「プロの独身」だったからです。
なぜそんなことを思ったかというと、下記レビューを読んだからです。

http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20161025/E1477357871692.html?_p=2
「あ〜このまま一生彼女出来ないのかなぁ?いつか結婚してみたいなぁ」ではない。「俺は一生彼女できないから平穏な生活を心がけよう」なのだ。彼女を作る努力をせず、彼女が出来ない前提で生活をしていたのだ。もう一度言う。これは、前者なんて比べ物にならない程悲しい事だ。
(上記レビューより引用)

私も全くもって「一生彼氏できないから平穏な生活を心がけよう」と思っていました。
31、2歳の頃、それなりに「婚活」とやらをがんばりまして、最終的にいきついた結論がこれだったわけです。

なぜそんなことを思い出したかというと、週末、友人が出演したミュージカルライブの映像を見ていまして、その中で「サイドショウ」の「I will never leave you」という曲が歌われていたからなんです。
(因みにサイドショウ観劇の感想はこちら

実はこの曲、東京を発つ前の最後のライブで、メンバーに自分の訳詞で歌ってもらったんですね。
まずは、原曲の歌詞がこちら
そして、私の訳した歌詞がこちら↓↓↓

Violet: よかったの?
Daisy: よく分かった。
Violet: 逃げたい。
Daisy: 見せるの。
Violet: こわい。
Daisy: 何が?
Violet: 孤独。

Daisy:
しかたない。
受け入れて。
それが私たち。
道は険しい。
でもここからはじまる。
歩いていくの。

Violet:
最悪なことは何。
風当たりは強い。

Daisy:
恋人のいない日々。

Violet:
孤独な毎日。

Daisy & Violet:
それが私。
私たちなの。
違う生き方
できないから。
いつでも同じ。
どんなときでも
変われない。

Daisy:
この先は暗い。
広がる闇。

Violet:
でも私らしく
いられるなら。

Daisy & Violet:
それが私。
私たちなの。
違う生き方
できないから。
いつでも同じ。
どんなときでも
変われない。

Daisy:
そう、それが私。

Violet:
私たち。

Daisy & Violet:
変われない。
違う生き方

Daisy:
できないの。

Violet:
これからも

Daisy:
いつもおなじ。

Violet:
ずっと

Daisy & Violet:
どんなときでも
         
Daisy:
この先も

Daisy & Violet:
変わらない。
こうして
生きていく。


「サイドショウ」を知らない人にも楽しんでもらえるように、主人公たちが腰から下がひっついたシャム双生児であることは置いておいて、「私は私で、今の状況を受け入れて生きてやる!」という決意表明のような気持ちで書きました。
この時、私、34歳。35歳まで後3カ月でした。
この歌詞は偽りなく当時の私の気持ちだったんです。
ね、プロの独身でしょう?(笑)
しかし、「悲しい事」とは全く思ってなかったです。
寧ろすっきり、目の前が開けた感覚でした。
でも「悲しいこと」だったんですね

ところで、年も近いし、共感先がどうして、百合ちゃんじゃないかというと、
もちろん、石田ゆり子のように美貌を持て余してこじらせたから、じゃないから、です
(しかし、あの石田ゆり子は犯罪級に可愛いですね)
特に先週は「キス以上はできない」という平匡に思いっきり共感して泣きましたね
そんなわけで、毎週毎週「がんばれ、平匡」と心からのエールを送って見ています。

でも、でもさあ、本当に「恋愛」と「結婚」だけが人生じゃないと思うのですよねえ。
まあ、まさしくこれが本当の「負け犬の遠吠え」なんですけれど。